トヨタ・アクアを安く買う トータル価格の把握
クルマの購入時の予算には、クルマの本体価格に税金や保険料とディーラーの手数料も加わります。
値引きを考える前に、まずそれをちゃんと把握しておくことが大事です。
[クルマの購入予算]
1、車両本体
①車両本体価格とは、メーカーやディーラーオプション費用などを含まない文字通り
車両本体のみの価格です。
コンパクトカーなど価格の安い車種は概してオプションで装着すべきパーツが多く、
上級車種になるとカーナビなども標準装備になっています。
必ず見積書を入手して、総予算を明らかにすることが大事です。
2、税金
税金には4種類あります。
・自動車取得税
購入時のみに納める税金で、価格の高いクルマほど税額が高まります。
・自動車重量税
購入時に3年分、車検時に2年分を納めます。
ボディが重いほど税額が高くなります。
・自動車税と軽自動車税
購入後は毎年納める税金です。
軽自動車税の方が安く、また自動車重量税も安いので維持費が抑えられます。
3、ディーラーの代行手数料
ディーラーは新車を売る際に手間賃として、いくつかの代行手数料を請求してきます。
見積書にも計上され消費税の課税対象になるので分かりにくい項目は必ず質問しましょう。
例えば下取り車査定料などは、本来ディーラーが負担すべきものですし、他の買取り店に売却する場合は、
請求されるものではありません。
・検査登録代行費用
新車を検査して登録するのに要する代行手数料
・納車費用
ユーザーがディーラーまで取りに行けば発生しない費用。
節約できる諸費用です。
・車庫証明手続代行費用
所轄の警察署に出向くと書類が用意されています。自分で請求すること可能です。
・下取り車手続代行費用
道路運送車両法で購入した側が行うのが決まりで、ディーラーが支払うものです。
もし見積書に計上されている場合は質問しましょう。
・下取り車査定料
こちらもディーラー側が負担すもので、見積書に記載があれば必ず質問しましょう。
4、保険料
・自動車損害賠償責任保険
車両を運行する場合は、必ず加入しなければならない保険です。
しかし、補償範囲は、対人賠償に限られ、限度額も4000万円にとどまります。
・任意保険
今の後遺障害では1億円前後の支払い判決が出る場合もありますので、
自動車損害賠償責任保険を補う任意保険に加入するのが常識です。
対人賠償のほか、対物賠償、乗員を補償する人身傷害補償などがあります。